児童養護施設ってどんなところ?疑問に思う方も多いかもしれません。
ドラマや漫画などで題材として扱われることもあり、「なんとなく知っているよ。」という方もいるかもしれません。
このブログで、どういう場所かお伝えできればと思ってます✋!
さて、本題に入ります。
①まず、児童養護施設って🤔? こちら👇
児童養護施設は、保護者のない児童(乳児を除く。ただし、安定した生活環境の確保その他の理由により特に必要のある場合には、乳児を含む。)、虐待されている児童その他環境上養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行うことを目的とする施設。
(児童福祉法 第41条)
と、児童福祉法で定められています。
簡潔に言いますと、諸々の事情で親元を離れた子どもたちが生活する施設です。
②獅子吼園ってどういうところ🦁?
現在、当園には幼稚園児から高校生まで、30人の子どもが入所しています。
入所の理由は様々で、虐待(身体的虐待、心理的虐待、性的虐待、ネグレクト(育児放
棄))、経済的な理由、養育困難など色々です。
様々な理由で入所してきた30人が一つの建物(当園は大舎制です。建物の規模、入所定員などで大舎、中舎、小舎と言い方が変わります。)で寝食を共にしています。
当然ですが、学校にも通っていますし、本人が望めば、大学などへの進学も可能です。
自由に出かけられますし、お小遣いも年齢に応じてあります。使い方もよっぽどのことがなければ自由です。
中学生からは携帯も持てます。うらやましいですねー。私は高校生になるまで持たせてもらえませんでした...
まあ、集団生活ですので決めごとも多く、不自由な点も目立つかもしれませんが、なるべく一般的な生活とずれがでないように、日々職員間で(子どもの意見を聞くように努めてます。)話し合っています。
獅子吼園はこういう感じです。施設によってもそれぞれ特色があると思いますが、概ね一緒です。
③最後に
ここまで書いた通り、児童養護施設とは、子どもたちの生活の場所です。
別に恐ろしい場所ではありません。人数が多いので騒がしくはありますが...
職員は子どもたちの生活を支えています。
やることは書ききれないほどあるので書きませんが、いるのは保育士だけではありません。
事務員、栄養士などなど、それぞれの専門性から子どもを支援しています。
(いずれどういう仕事があるかも紹介していきたいです!)
とにかくですね、ここまで書いてはみましたが、まあ書ききれないです!(笑)
この記事を見て、少しでも興味を持っていただければ幸いですし、働いてみたいと思われる方がいましたら、一度見学に来ていただければと思います。
学生さんも大歓迎です。冷やかしだと怒ったりしませんので、安心してください。
ぜひ、リアルを感じてください!
児童養護施設やそれらを取り巻く環境については、詳しくは厚生労働省が出している報告書がありますので、併せてご覧になってください。
(厚生労働省 ホームページより転載。)
ここまでお付き合いいただき有難うございました😊。では、また次回。
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